2019/1/3

タツノオトシゴの赤ちゃんお披露目

2019.1.3. 飼育展示第一課:森 昌範

姿・形が魚らしくないタツノオトシゴですが、オスが子供を「出産」するという一風変わった生態の魚でもあります。
 オスのお腹には育児嚢(いくじのう)という卵を受け取るための袋が備わっていて、メスはその袋の中に卵を産みつけます。袋の中でふ化した赤ちゃんタツノオトシゴはしばらくそのまま袋の中で育ってから袋から出てくるので、オスが「出産」するという表現になるのです。

さて、そんなタツノオトシゴですが展示しているオスの育児嚢が膨らんでいたので近いうちに「出産」があると思っていたところ、12月13日、水槽の中で小さなタツノオトシゴの赤ちゃんを確認しました。前日まではいなかったので、どうもその日の朝にオスのお腹の袋から出てきたようです。そのままでは十分に餌を食べさせることができないので、赤ちゃん育成用の小型水槽に入れて飼育し、先日から展示も始めました。
親の姿をそのまま小さくミニチュア版にしたような姿は愛嬌たっぷりです。ぜひご覧ください。