2014/10/29

パフォーマンス裏話
パフォーマンス裏話

パフォーマンス裏話

イルカとの「絆」がトレーナーという仕事の醍醐味

トレーニングで一番大切なことは、イルカたちと親密な関係を築くことです。最初は餌を介しての関係から始まりますが、最終的には餌がなくてもお互いになくてはならない存在になることができます。
時間をかけることで、そのしぐさや出す音、雰囲気から、イルカの「気持ち」がわかるようになってきます。もちろんイルカは言葉を話しませんが、長く付き合えば付き合うほど、いろいろな「気持ち」のサインに気づけるようになります。

イルカとの「絆」がトレーナーという仕事の醍醐味
イルカとの「絆」がトレーナーという仕事の醍醐味

イルカトレーニングのための3大アイテム

ホイッスル
ホイッスル
ターゲット
ターゲット
餌バケツ
餌バケツ

トレーニングのときに、トレーナーが主に使うものは2つ。ひとつはイルカたちの大好きな餌、もうひとつは餌と関連付けている「ホイッスル」の音です。
基本的にはトレーナーの要求(ハンドサイン)→イルカが行動を行う→よい動きができたときにホイッスル、という流れを繰り返します。トレーニングの内容はパフォーマンスを行う種目の他に、他のイルカたちとの協調性やトレーニングを行う態度までに及びます。

イルカのトレーニングステップ

1. トレーナーへの恐怖心をなくす
 

人だけでなく、新しく見るものが怖いのは人と同じです。まずは人への恐怖心をなくすトレーニングを行います。
人から餌をもらっても大丈夫と丁寧に教え、信頼関係を形成する第一ステップをクリアします。

トレーナーへの恐怖心をなくす
トレーナーへの恐怖心をなくす
2. トレーナーに親しむ
 

トレーナーからの餌を食べられるようになっても、イルカには緊張感があります。本能的に、未知のものから危害を加えられるかもしれないという恐怖心もあるでしょう。
トレーナーはイルカに餌を与えながら、人は危害を与えないものであることを教えていきます。この間にトレーナーとの距離が物理的にも精神的にも近づいていきます。

トレーナーに親しむ
トレーナーに親しむ
3. トレーナーの指示を楽しむ
 

イルカに触れることができるようになると、次はイルカに行ってほしいことを要求するステップになります。ただし、トレーナーが強要するわけではなく、イルカが自発的に行動するように、よくできたときに餌を与え「ほめる」ことで、さまざまな行動を強化します。
行動をすると餌がもらえるルールを覚えたイルカたちは、トレーナーの指示に意欲的に取り組み、楽しむようになります。

トレーナーの指示を楽しむ
トレーナーの指示を楽しむ
4. トレーナーとの相互関係
 

もちろん、イルカが一方的にトレーナーの指示に従うだけではありません。トレーニングのルールを理解し、トレーナーとの相互関係がより深くなると、今度はイルカからさまざまなシグナルを出してきます。
鳴いてみたり、ジャンプをしてみたり、体を触ってほしいとねだったりします。より良い相互関係が築くことで、イルカたちの体調の変化に速く気づくことができ、健康に飼育することにも繋がっていきます。


トレーナーとの相互関係
トレーナーとの相互関係

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