2017/5/16

2017年 愛知丸 アカウミガメ標識放流調査

2017.5.16.

名古屋港水族館では、ウミガメ野生復帰の一環として、去年に引き続いて愛知県三谷水産高等学校実習船「愛知丸」の乗船実習に同行し、ウミガメに外部標識(タグ)を装着して放流しました。名古屋港水族館では、これまでにアカウミガメの北太平洋における回遊経路を解明する試みとして、アメリカ大気海洋気象局(NOAA)との人工衛星追跡装置を用いた共同調査を2003年4月から実施してきました。
その結果、これまで300頭を越えるアカウミガメ子ガメの放流調査により、今まで謎とされてきた北太平洋におけるアカウミガメの生態が徐々に解明されてきました。
しかし、回遊経路は、放流個体の年齢や大きさ、その年の海流、水温、天候などの諸条件によっても変化することが考えられるため、北太平洋に生息するアカウミガメ系群の生態の全容を明らかにするためには、より多くの個体を様々な地域から放流し、より多くのデータを得る必要があります。
そのため今年度も昨年度に引き続き、愛知県立三谷水産高等学校実習船「愛知丸」の船上より、室戸岬の南方海域からアカウミガメの放流を行いました。
放流地点、放流個体などの詳細は以下の通りです。

放流日時:5月9日 8:20頃 
放流地点:室戸岬南方海域、(北緯33度3分5秒 東経134度13分6秒 水温:21℃ 気温:22.4℃)
放流個体:2014年産アカウミガメ 1頭、2016年産アカウミガメ 5頭

乗船した愛知丸
乗船した愛知丸
輸送中のケースに入れられたアカウミガメの様子。
輸送中のケースに入れられたアカウミガメの様子。
金属製のタグを取り付けています。
金属製のタグを取り付けています。
海面までゆっくり降ろすため、別の容器に移します。
海面までゆっくり降ろすため、別の容器に移します。
いざ放流!元気に大海に泳いで行きました。
いざ放流!元気に大海に泳いで行きました。

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