2016/6/9

ウミユリの仲間とヒラアシクモガニを展示しました

H28.6.9.

南館2階 深海ギャラリーでウミユリの仲間とヒラアシクモガニを展示しました。

ウミユリの仲間

ウミユリは、名前の通り「ユリ」のような形をした深海の生き物です。
しかし、植物ではなくウニやヒトデなどと同じ棘皮(きょくひ)動物の仲間です。動物ですので、茎のような胴体から出ている枝状の巻枝を使って岩に張り付いたり、花びらのような腕を使って移動したりすることができます。餌はプランクトンなどを花びらのような腕でとらえ、腕の中心にある口まで運んで食べます。

ウミユリの仲間は約5億年前に栄え、現在でもその姿をほとんど変えていないことから「生きた化石」といわれ、100m以深の海底にしか生息していません。

ウミユリの一種
A species of sea lily
学名:Crinoidea sp.

花のように見える部分が冠部で、ここで餌を捕ります。
冠部の直径は10cm程です。

ヒラアシクモガニ

房総半島以南の西太平洋からインド洋にかけて分布し、水深150~750mの泥または砂泥底に生息しています。

その名の通り脚は根元から先までが平たく細長いのが特徴で、砂に潜りやすい構造をしています。水族館では、普段は平たい脚を砂の上に広げてじっとしている姿が良く見られますが、半分砂に潜っていることもあります。

深海底曳網などでよく漁獲されますが、足が細く可食部が少ないため食用にされないので市場や店頭で見かけることはほとんどありません。

ヒラアシクモガニ
ヒラアシクモガニ

ヒラアシクモガニ
学名:Platymaia alcocki
ハサミが大きいのがオスです。

メスはハサミが小さいです。
甲らの大きさが2~3cm程しかありません。

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