2016/04/28

ヤマトトックリウミグモ・ダーリアイソギンチャク・イガグリガニを展示しました

H28.4.28

南館 深海ギャラリー でヤマトトックリウミグモ・ダーリアイソギンチャク・イガグリガニを展示しました。

ヤマトトックリウミグモ

この個体は、三重県二木島沖水深200~350mで底引き網により捕獲されました。
細い針金のような体をしています。体の中に収まりきらない消化管や生殖腺は脚の中まで入り込んでいます。
頭部に口の周辺が突出した吻(ふん)と呼ばれる部分があり、その形状が徳利状になっているのが名前の由来になっています。オスは、吻にある付属肢で卵をかついで運び、守ります。
ウミグモの仲間(ウミグモ綱)は、クモ(クモ綱)に似ていますが、異なる分類群です。

ヤマトトックリウミグモ
学名:Ascorhynchus japonicus

ダーリアイソギンチャク

300~1000mの泥の底に生息しています。触手を花びらのように大きく広げ、餌を包み込むようにして食べます。ダリアの花に似ていることから名前がついたといわれます。
形を丸いボールのように変えることもでき、海流に乗って海底を転がるように移動すると言われています。

 

ダーリアイソギンチャク
学名:Liponema multicornis

イガグリガニ

見るからに痛そうな無数の棘。いかにも毬栗(イガグリ)のような体をしています。甲らや脚だけでなくお腹側も棘でいっぱいです。
カニという名前がついていますが、ヤドカリの仲間です。カニは脚が4対あるのに対して、このイガグリガニは3対しかありません。

 

イガグリガニ
学名:Paralomis hystrix

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