2015/8/6

2015年赤羽根アカウミガメ放流

H27.8.6

名古屋港水族館では、これまでにアカウミガメの北太平洋における回遊経路を解明する試みとして、アメリカ大気海洋気象局(NOAA)との人工衛星追跡装置を用いた共同調査を2003年4月から実施してきました。その結果、これまで300頭近いアカウミガメ子ガメの放流調査により、今まで謎とされてきた北太平洋におけるアカウミガメの生態が徐々に解明されてきました。しかし、回遊経路は、放流個体の年齢や大きさ、その年の海流、水温、天候などの諸条件によっても変化することが考えられるため、北太平洋に生息するアカウミガメ系群の生態の全容を明らかにするためには、より多くの個体をさまざまな地域から放流し、より多くのデータを得る必要があります。そのため2015年5月に行われた愛知県立三谷水産高校の実習船【愛知丸】からのウミガメ類の放流に引き続き、今回は今年産まれた0歳のアカウミガメを赤羽根海岸より標識放流しました。

放流の様子
放流の様子
海に向かう子ガメ
海に向かう子ガメ

8月2日16:00頃 
放流地点:愛知県田原市 赤羽根海岸(北緯:34°36′48″ 東経:137°12′47″)
■2015年産アカウミガメ 7個体(7月4日這い出し) 
平均甲長 52.8mm 平均甲幅 47.0mm 平均体重 34.4g (8月1日測定)

■2015年産アカウミガメ 30個体(7月22日這い出し)
平均甲長 41.1mm 平均甲幅 35.2mm 平均体重 17.3g (7月22日測定)

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