2016/04/01

名古屋港水族館のウミガメについて

国語教科書に掲載された事柄について、詳しい情報を載せています。

国語教科書に掲載された事柄について、詳しい情報を載せています。

もっと詳しく!ウミガメについて

ウミガメの種類

ウミガメは世界に8種類おり、全ての種類が絶滅危惧種に指定されています。
名古屋港水族館のウミガメ回遊水槽では、アカウミガメ、アオウミガメ、タイマイの3種類を展示しています。

アカウミガメ
アカウミガメ
アオウミガメ
アオウミガメ
タイマイ
タイマイ

飼育の工夫

人工砂浜

餌の種類や栄養

奥行きのある形をしています。ウミガメが卵を産むときに、波打ち際からかなり奥まった所まで上陸する性質を考慮して設計されました。

野生のウミガメが食べているものを参考にしながら、魚やイカ、野菜(海藻の代わり)をバランスよく与えています。ビタミンやカルシウムを補うことがあります。

水温

砂の種類

季節に合わせて、21.5℃~27.5℃に調整しています。

ウミガメは砂の粒の大きさや湿り気などを探って、適した場所に産卵すると考えられています。人工砂浜には自然の海岸に似た粒の大きさの砂を選んで敷き、適宜水を撒いて湿り気を調整しています。

血液検査

子ガメの放流~タグ

後あし(白丸内)にタグがつけられています。
後あし(白丸内)にタグがつけられています。

ウミガメの血液について、詳しくは知られていませんでした。水族館で多くのウミガメの検査データを集めることにより、赤血球や白血球などの正常範囲を探り、健康状態が把握しやすくなりました。

放流するウミガメの大きさに合わせたタグをつけます。前足の付け根や後ろ足につけます。タグはチタンなどの金属や、プラスチックでできています。

子ガメの放流~送信機

 
 

送信機は放流するウミガメの甲らにつけます。電池は、機械や設定によりますが、1ヶ月~24ヶ月ほど持つようにしてあります。ただし機械の不調や、甲らからの脱落などにより、データが思うように得られないこともあります。


資料集

名古屋港水族館の発行物バックナンバーから、ウミガメに関するものを集めました。
ダウンロードしてご覧ください。


機関紙「さかなかな」


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よくある質問(随時更新します)

Q.名古屋港水族館のウミガメの飼育数は?
2016年4月現在、アカウミガメ20頭、アオウミガメ5頭、タイマイ9頭を飼育しています。

Q.2011年にウミガメの産卵がなかったのはなぜ?
詳しい理由はわかりません。また、東日本大震災との関連も不明です。ウミガメは毎年産卵するわけではないため、この年は偶然どのカメも産卵を行わなかったのではないかと考えています。

Q.卵の数に対して、子ガメの数が少ないのはなぜ?
産卵された全ての卵から、子ガメが誕生するわけではありません。未受精であったり、途中で成長が止まってしまうなど、理由は様々です。



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