2020/01/21

テングダイが大ジャンプ

2020.1.21. 飼育展示第一課:林 達也

突然ですがみなさん、テングダイという魚をご存じですか?
名前の由来は、突き出した吻が天狗の高い鼻を連想させるところからきています。
また体色は黄色っぽく、体側には黒色の横帯が6本あるのが特徴です。

和名:テングダイ(スズキ目/カワビシャ科)
和名:テングダイ(スズキ目/カワビシャ科)

こちらのテングダイがいるのは日本の海のコーナー。覗くことができるドームがあり、
ウツボがたくさんいるのが目印です。

タイトルにもあるようにこちらのテングダイ、大ジャンプするのです。想像もできないと思いますので、まずはこちらの動画をご覧ください。

ちょっと水面から出るだけでしょー?という考えとは裏腹に全身を水面から出して大ジャンプ。
掃除しに来た時も、エサを与える時もこのような行動を取ります。
なぜこのような行動をするのかというと…
実は「エサちょうだい!!」と猛アピールしているのです。
つまりジャンプしてアピールすればエサが貰えると学習してしまい、このような行動を取るというわけです。
テングダイは水深約40mから250m程のやや深い岩礁域に生息している魚です。そのため水面から全身を出してジャンプすることはほとんどないかもしれません。
各鰭を動かすことによって得られた推進力と体の捻りを上手に利用した「水面上にジャンプ」という行動を見て、私はとても驚いてしまいました。

ところで動画の最後にエサを与えるシーンが映っていますね。
与えているエサの正体はこちら。

私たちヒトが食用にしている、むきエビです。口が小さいので、むきエビ一匹を半分にして与えています。

エサ欲しさに猛アピールするテングダイはこの水槽で一匹しか飼育していないので、すぐにわかるかと思います。ぜひ会いに来てくださいね!

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