2018/10/17

伊勢の海のへんカワたち

2018.10.17. 飼育展示第一課:藤原 理人

日本の海のコーナーの「伊勢の海」水槽底には、穴の開いた四角い陶器が置いてあります(黄色の矢印)。

この陶器の穴をよく見ると・・・

穴からこちらをのぞいているのはマアナゴです。この陶器、元来はケーブル等を地中に埋める際の陶製の保護管で、バックヤードに転がっていたのですが、細長い穴がアナゴの住み家として丁度良く使用しています。
実は、これらの穴の奥は蓋がしてあります。これは陶器を沈めた当初、尾の先を観覧側に向けるアナゴが多く見られました。そこで、某飼育係のアイデアで蓋をしてみました。すると・・・皆そろって頭を観覧側へ向けてくれたのです。
いざという時穴から逃げ出し易いようにか、呼吸のし易さからか、アナゴの向きが揃った理由は分かりませんが、お客様に顔を見てもらえるようになりました。

このマアナゴ、美味しい魚の割にはその姿形からか気持ちが悪いと思われがちですが、そろってこちらに顔を向けている様子を「可愛い」と言ってくださるお客様もいらっしゃいます。
折も折、当館では特別展「ヘンだけどカワイイいきもの展」(略してへんカワ展)を好評開催中。伊勢の海の「へんカワ」も併せてご覧ください。

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