2018/7/20

今期のエンペラーペンギン繁殖結果について

2018.7.20. 飼育展示第一課:上野 友香

これまでも「エンペラーペンギンはダイエット中」、や「エンペラーペンギンダイエット大作戦その後」などのブログを通じ経過報告させていただきましたが、今期、名古屋港水族館のエンペラーペンギン達はオスメスのペアを2ペア形成しました。そして4月末から5月にかけてメス個体がそれぞれ産卵し、計3つの卵が得られました。3つの卵のうち2つの卵は交尾が確認されていないため、無精卵だと考えられましたが、エンペラーペンギンEP-005/006の卵は受精の可能性があったため、割れないよう孵卵器に収容しました。

その後の検卵により、交尾が確認されなかった2つの卵は無精卵だと判明しました。一方、EP-005/006の卵ははっきりわからず、孵卵器にて大切に管理を続けていましたが、先日実施した検卵により腐敗していることがわかったため、卵を開け、中の状態を確認しました。
中には5㎝ほどまで成長した胚(将来ヒナになる部分)があり、初期段階で発生が止まっていたことがわかりました。発生が止まってしまった原因は不明です。
念願の受精卵だっただけに、私たち飼育員も残念で仕方ありません。
この失敗をばねに、来年の繁殖期こそはかわいいヒナ誕生の報告ができるよう、飼育一同さらなる努力を重ねてまいります。ヒナ誕生を楽しみに待っていてくださった皆様、どうぞご理解のほどよろしくお願いいたします。

ホームへ先頭へ前へ戻る