2018/6/9

海からの贈り物

2018.6.9. 飼育展示第三課:大島 由貴

シャチはアイヌ語でレプンカムイ(沖の神)と呼ばれ、海の幸を人間にもたらしてくれる神様だと考えられていました。
そんなレプンカムイは水族館にも、海の幸を間接的に私たちに与えてくれています。
それは何かというと、

たくさんの魚たちとの出会いです!

シャチにはサバ、ホッケ、ニシン、キュウリウオの4種類の魚を餌として与えています。これらの魚は一種類ずつ10から20kgのブロック状に冷凍されているのですが、時々違う種類の魚が混ざっていることがあります。

このニシンの中にも…

あ!

見つけました!

この日はカレイの仲間が見つかりました。

こんな風にして今まで図鑑でしか見たことのなかった魚を発見することもありました。
これはオニシャチウオ

「シャチ」と名前がついています。ちょっとご縁を感じますね。

こちらはシチロウウオ

この仲間にはサブロウやシロウという魚もいます。サブロウ、シロウに「ウオ」は付きません。

他にもたくさんの魚に出会っています。

オアカムロ、ハタハタ、エゾメバル、クロダイ、クロソイ、ヌイメガジ、オニカジカ、アイカジカ、サケの仲間やハダカイワシの仲間などなどなど!
こうした魚たちとの出会いは、まるで埋蔵金を発見したような気持ちになります!
餌を作ることで出会えるこの海からの贈り物は、シャチがもたらしてくれているのかな?なんて、思いながら毎日魚をさばいているのでした。

ちなみに、この感動を伝えた他のトレーナーの反応は「あ、そうですか」。
こんなにかわいいのに!!

※漁の時に狙った魚でない魚が捕れてしまうことを「混獲」といいます。狙った種類、サイズの魚以外をできるだけ捕ってしまわないように網や釣り方に様々な工夫がなされています。

ホームへ先頭へ前へ戻る