2017/6/7

お待たせしました!今年もアカウミガメが産卵しました!

2017. 6. 7. 飼育一課:安藤 友佑

毎年春から夏にかけて名古屋港水族館のウミガメ回遊水槽の人工砂浜でアカウミガメの産卵が行われます。去年は4月下旬から産卵が見られたのですが、今年は1ヶ月ほど遅れての産卵となりました。

産卵したアカウミガメは5月8日に交尾が確認され、5月22日にエコー検査をしたところ、お腹の中に卵があることが分かりました。

赤い丸に囲まれたところに2個の卵があります。
赤い丸に囲まれたところに2個の卵があります。

お腹に卵があることが確認できたら、2週間以内に産卵が行われます。5月末から、いまやいまやと産卵を待ち望んでいたところ、ようやく6月4日22時20分頃から産卵が始まりました。約20分かけ107個の卵を産み落としました。卵の大きさは直径約4cmで、重さは約35gでした。

ピンポン玉くらいの大きさで、弾力があります。
ピンポン玉くらいの大きさで、弾力があります。
1個ずつ丁寧に掘り出します。卵が回転してしまうとふ化しなくなる場合があるので頂点に赤い印をつけます。
1個ずつ丁寧に掘り出します。卵が回転してしまうとふ化しなくなる場合があるので頂点に赤い印をつけます。

産卵したメスのアカウミガメは疲れ果ててしまったのか、産み終わった後水槽には戻らず、一日中砂浜で休んでいました。

今回産卵したアカウミガメ6番(個体番号:CcW-06)。公益財団法人日本動物愛護協会より「日本動物対象・功労動物賞」を受賞した個体です。詳細は>>こちら

産み落とされた卵は砂浜から掘り出し、水族館に隣接する“カメ類繁殖研究施設”の人工孵化場に移設され、温度や湿度を管理します。

卵の大きさや重さを埋め戻す前に測定します。
卵の大きさや重さを埋め戻す前に測定します。
卵が回転しないように、赤い印が常に頂点になるように慎重に埋め戻します。
卵が回転しないように、赤い印が常に頂点になるように慎重に埋め戻します。
人工ふ化場に埋め戻された107個の卵。全て赤い印が頂点にきています。
人工ふ化場に埋め戻された107個の卵。全て赤い印が頂点にきています。
 

ふ化までには約2ヶ月かかります。皆様楽しみにしていてください!!

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