2017/4/2

9世代目が成長しています

2017.4.1. 飼育一課:伊藤 美穗

ナンキョクオキアミの9世代目が生まれ、成長しています。
1世代目が2000年に2世代目を産んでから、今日までつながってきています。

2015年に誕生した8世代目が、親となって卵を産みました。

卵の直径は0.6mmです。

ふ化すると・・・こんな形をしています。
ダニみたいだな、と最初は思いました。

脱皮しながら大きくなりました。

大きさは2.7mmになりました。
だいぶエビっぽく見えますが、まだまだです。
脱皮を繰り返していきます。
脱皮は成長のために必要ですが、うまくいかないと
命取りになってしまいます。

ここまでは、2リットルほどの
小さなプラスチックのケースで育てます。

水が少し緑色をしているのは、えさの植物プランクトンが入っているためです。
写真では何も見えませんがこの中に約200匹の幼生がいます。

0℃の冷蔵庫の中には、たくさんの幼生ケースが並んでいます。

きさ6mmになりました。
だいぶオキアミらしくなり、
世話する側からみても、危うさがなくなります。
少し安心します。
産卵からここまで、2か月かかりました。

大きな水槽に引っ越しです。

この中で、1000匹ほどが元気に泳き回っているのですが、
これも、カメラには収まりません・・・
うれしいことに、昨年8月にオーストラリアからやってきたナンキョクオキアミも同時期に産卵して、幼生が育っています。

9世代目とオーストラリアから来たナンキョクオキアミの子供が成長して、また次の世代を産んでくれることでしょう。
その時期が巡ってくるのを待ちたいと思います。

※ナンキョクオキアミと南極の魚や貝の展示は、南極ホールの天井改修工事のため、2017年6月20日まで休止しています。

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