2016/04/28

お見合い大成功!今年もアカウミガメが産卵し、卵の掘り出し観察会を行いました!

H28.4.28 飼育1課:安藤友佑

先日のブログ(ウミガメのお見合大作戦!)でアカウミガメが交尾したとご紹介しましたが、24日2時50分頃に産卵しました!
産んだ卵は、掘り出して、水族館の隣にある“カメ類繁殖研究施設”に移設させ、温度と湿度を管理し、ふ化させます。

24日に産んだ卵を掘り出すイベントを26日に行いました。

そのときの様子がこちら!

※卵を掘り出しながら解説を行っています。
※卵を掘り出しながら解説を行っています。

ウミガメの卵は反転させると、ふ化しなくなる可能性が高くなります。そのため飼育係は反転しないように、産み落とされた卵の頂点に色鉛筆でマークを付け、1個ずつ慎重に卵を移動させます。また乾燥しないように、濡れたタオルや霧吹きを使って乾燥を防ぎます。
今回産卵したアカウミガメ(個体番号:Ccw-19)は去年も1シーズンに3回産卵し、それぞれ67個、100個、110個の卵を産みました。今回は何個の卵を産んだのか楽しみにしながら掘り出していたところ・・・、全部で38個でした。これまでと比べて少なめの結果となりました。

ですが、ウミガメは春から夏にかけての産卵の時期に2~3週間間隔で卵を産みます。多いと1頭のメスが5~6回ほど産卵します。ですので、今回産卵したアカウミガメも2~3週間後に再び卵を産む可能性が高いです。再び産卵することを期待していてください!

卵は大きさや重さを計測した後、水族館に隣接する“カメ類繁殖研究施設”にある人工ふ化場に移設し、管理します。ウミガメの卵を管理する上で湿度を保つことも重要ですが、温度も非常に重要です。というのも、ウミガメ類は29℃を境に温度が高いとメス、低いとオスが生まれるからです。当館では性比が1:1になるように29℃に保つように管理しています。

卵の大きさは直径約4cm、重さは約30gほどです。ふ化までには約2カ月かかります。

本日行った“ウミガメの卵の掘り出し観察会”は不定期なイベントでいつ開催するかはウミガメ次第となります。開催する時間は11:30からで、場所は南館3階ウミガメ回遊水槽(人工砂浜)周辺で行います。このイベントは産み落とされた卵を掘り出す様子と、実際に産み落とされたばかりのウミガメの卵に触ることもできます。
約2カ月後、今年もアカウミガメの赤ちゃんに会えることを楽しみにしています!!

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