2015/11/26

運命の巡りあい

H27.11.26 飼育1課:大西

私たち飼育員は、新しい展示生物や既存の展示の充実のために、実際に海で生き物を採ってくることがよくあります。先日も藻場へ生き物の採集へ行ってきました。

そこで近年、あまり見られなかった生き物と巡り合えた(採れた)のでご紹介~

まずはこちら。皆さんおなじみの「タツノオトシゴ」です。
私は初めて採集で見つけました。先輩いわく2年ぶりとのことです。昔は結構採れたらしいのですが、最近はめっきりと姿を見なくなってしまったようで。
今後、またたくさんのタツノオトシゴが戻ってくることを願って、海へ戻しました。

そしてもう一種類。

「コンゴウフグ」という魚です。赤道の海:サンゴ礁大水槽には大きく成長した個体が入っています。
そしてこのコンゴウフグ、実は「死滅回遊魚」なんです。
「死滅回遊魚」とは、夏に黒潮という海流に乗って暖かい海から日本沿岸にやってくるものの、秋に水温が下がると寒さに耐えられず死んでしまう魚たちのこと。この時期まで生きているのは非常に珍しいことです。
このまま、逃がして死なせてしまうのもかわいそうなので(展示すれば人気が出そうなので)、持ち帰ることにしました。

採集へいくと、思いがけない生物との巡りあいがあります。その生物がもし展示されたらお客様とも巡り合うというわけです。巡り合いの輪が広がるわけです!まぁステキ!

・・・採集で採ってきたコンゴウフグは今、水槽に慣れてもらうため落ち着いたところで飼育しています。近々展示する予定ですので、巡り合いの輪が広がるまで今しばらくお待ちください!

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