2015/7/8

すみませ~ん。おうちの中、見せてもらえますか?

H27.7.8 深海コーナー担当:伊藤

深い、深い、海の底。ガラスでできた、高さ25cmほどの円柱形のお家があります。カイロウドウケツです。

このカイロウドウケツをお家にして暮らしているエビがいます。その名も、ヒメドウケツエビ。ヒメドウケツエビは、2cmほどの、白い色をしたエビです。
今回は、ちょっと失礼して、カイロウドウケツの一部に窓をとりつけ、お家の中を、のぞかせてもらいました。

伊藤:こんなきれいなお家に住めること自体、うらやましいです。
エビ:そうなのです。安心の家ですよ。
伊藤:でも、ずっとこの中で暮らすって、退屈しませんか?
エビ:第一に安全だし、食べ物も、カイロウドウケツのおこぼれをもらえるので、いごこち抜群です。
伊藤:なるほど。わたしもお家の中に入ってみたいな。

カイロウドウケツは、形の美しさから、イギリスではその昔、高値で取引されていました。日本でも、縁起ものとして結納などに使われることもあるそうです。エビはそんなすてきな家に住んでいるのですが、色が白いくて小さいので、なかなか見えにくかったのです。そこで、今回窓を取り付けたわけですが、それでも、よ~く見ないと、エビの姿は見えません!また、カイロウドウケツは現在4本立っていますが、中にエビがいるのは、窓付きを含め、2本だけです。あなたは、エビをみつけられるかな?

深くて、漆黒の闇の中に、小さな命がひそやかにあるという驚き。わたしは、このような小さな命が愛しくてたまらないのです。あなたが、カイロウドウケツの中のエビを見つけることができたとき、この気持ちを共有できたらうれしいです。

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