2015/1/25

ペンギンのヒナが成長しています(その3)

ペンギン担当:材津 (H27.1.25)

昨年末に生まれたペンギンのヒナたちに独り立ちの時期が訪れました。
 
南極ではアデリーペンギンの親たちは少し綿羽の残ったヒナたちを残して海へ旅立ち、翌年の繁殖期まで戻ってきません。大人のペンギンたちは一年に一度の換羽(羽毛の抜け換わり)のために、旅先で餌をたくさん食べてエネルギーをたくわえます。ヒナたちは、取り残されたことがわかるのか、誰に教えてもらうわけでもなく、海に向かい自分で餌をとるようになります。

綿羽の少し残ったアデリーペンギンのヒナ。「ヒャッハー汚物は消毒だー!!」とでも言いそうな見事なモヒカンです。
綿羽の少し残ったアデリーペンギンのヒナ。「ヒャッハー汚物は消毒だー!!」とでも言いそうな見事なモヒカンです。

一方水族館では、ヒナが独り立ちの時期を迎えても親が近くにいるため、ヒナたちは親を見つけると餌をねだりにかけ寄っていきます。かわいい声でねだられると親たちもついつい餌をあげてしまいます。これではいつまでたっても換羽の準備ができませんし、独り立ちもできません。

そこで、巣立ちの時期が来るとヒナたちを一時「隔離治療室」という別の飼育部屋にいれて強制的に独り立ちをさせます。この部屋でヒナたちは飼育係から餌をもらうことを覚えて、その後、ペンギン水槽に再デビューします。
 
しばらくアデリーペンギンのヒナが見られなくなりますがご心配なく。

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