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平成23年9月7日
放流された名古屋港水族館生まれのアカウミガメが13年ぶりに保護されました

名古屋港水族館で平成8年(1996年)に生まれ、平成10年(1998年)に愛知県の赤羽根海岸で放流されたアカウミガメが、 平成23年(2011年)9月5日に長崎県対馬で13年ぶりに保護されました。

再捕されたアカウミガメ
13年ぶりに再捕されたアカウミガメ
標識前肢に取り付けられた標識

飼育下で繁殖したアカウミガメが放流されたのち、これほど長期にわたって自然下で生存が確認されたのは世界でも貴重な出来事です。また、保護されたアカウミガメは甲長約70cmと、当館で飼育を継続する同年級群の個体と比べると小さく、自然下と飼育下での成長速度の違いがわかるなど、今後のアカウミガメの生態解明に大きな一歩を残したことになります。

名古屋港水族館は、今後もアカウミガメをはじめとするウミガメ類の保護研究活動を一層推し進めていきます。

このアカウミガメは、当館に収容し保護研究活動に役立てます。

再捕個体データ
  • アカウミガメF1個体(ID:Cc96・163,標識番号:2737)
  • 放流時 年齢2歳(平成8年(1996年)8月ふ化、性別不明)
         甲長39.9cm、体重12.4kg(平成10年(1998年)8月5日計測)
  • 保護時 年齢15歳、性別メス
         甲長70.6cm、甲幅53.7cm
  • 平成23年(2011年)9月5日早朝、長崎県対馬市美津島町尾崎(浅茅(あそう)湾のすぐ外)の定置網に迷入、保護される。

関連情報
飼育下での15歳アカウミガメのデータ 甲長89.7cm、体重108.5kg
名古屋港水族館とアメリカ大気海洋気象局(NOAA)とのアカウミガメの太平洋回遊経路解明調査
第9次アカウミガメの太平洋回遊経路解明調査
第10次アカウミガメの太平洋回遊経路解明調査
保護された漁協でのアカウミガメ
保護され、漁協の水槽で泳ぐアカウミガメ
頭部
頭部拡大
長崎県対馬浅茅湾
長崎県対馬市美津島町尾崎から見た浅茅湾
赤羽根と対馬の位置関係
放流地点:愛知県赤羽根海岸
保護地点:長崎県対馬

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