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平成19年5月30日
ナンキョクオキアミの飼育繁殖で古賀賞を受賞しました

名古屋港水族館が飼育展示中のナンキョクオキアミの長期飼育と5世代に渡る継代飼育を評価され、日本動物園水族館協会から「古賀賞」を受賞しました。

古賀賞メダル
古賀賞メダル

古賀賞は国内の動物園水族館に与えられる最高の栄誉です。

ナンキョクオキアミ(以下オキアミ)は5cmほどのエビに似た生きものです。
オキアミは南極海にだけすむ生きもので、クジラやペンギンなどの餌として非常に重要で、その増減が南極海全体の生態を左右する重要な生きものです。

オキアミの飼育は、従来非常に困難とされ水族館での常設展示は不可能とされてきました。
当館では1992年からオキアミの飼育を開始し、1997年から常設展示を継続しています。
常設展示をしているのは、世界中でも当館だけです。
当館では南館3階 南極の海コーナーで展示しています。

当館ではオキアミの展示を通して南極生態系の啓蒙を図ると共に、研究機関に対する飼育技術の供与及び、共同研究により南極生態系の解明に寄与しています。

ナンキョクオキアミの飼育・繁殖の経緯は、今後掲載していく予定です。

古賀賞について

(社)日本動物園水族館協会古賀賞は、古賀忠道博士(故人)の上野動物園長並びに日動水協会長としての多年にわたる功績を記念し、同博士よりの寄付金を基金として、昭和61年に制定された賞で、飼育下の野生動物の繁殖における優れた業績に対して授与されるものであります。(授与メダル解説より抜粋)

古賀賞メダル作成者について

古賀賞のメダルは東京芸術大学美術部 西 大由教授によって制作されたものです。 西教授は、第六回高村光太郎賞を受けるなど、鋳金工芸における第一人者ですが、その作風は自然を愛する心に溢れたものとして知られています。 芸大の学生時代より上野動物園の仕事を様々な形で手伝い、古賀園長を深く尊敬していたことを承っています。(授与メダル解説より抜粋)

ナンキョクオキアミ
群泳するナンキョクオキアミ

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