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平成18年4月4日
研究に向けての計測
クーは人工繁殖に向けて排卵日を特定するために、手がかりになる体温測定を毎日行っていますが、その際に生殖溝の締まり具合をチェックしています。
![]() クーの腹側:生殖溝の様子 生殖溝の中には肛門と尿道の他に膣があります。この膣の付近が周期的にきつくなったり、ゆるくなったりしているように感じられたため、過去1年間以上飼育係が手で触った感じを、きつい〜ゆるいというように記録してきました。 この記録を解析したところ、周期的に生殖溝の締まりがきつくなったり、ゆるくなったりしている傾向が見られ、さらにはこの周期は性周期と関連していることも示唆されました。生殖溝の締まり具合を観察することで、排卵が近いことを予想する手助けになるかもしれません。 この結果をさらに科学的に追求するためには、飼育係の手の感触だけでなく客観的に数値化することが求められます。現在どのような方法が適当なのか検討中ですが、まずはちょうど膣の両脇にある左右の乳裂の間隔が広がったり、狭くなったりしていないかメジャーで計測してみることにしました(赤い矢印の長さ)。 しかしクーは触られることに非常に敏感で、はじめのうちはメジャーを当てると嫌がって生殖溝のあたりを水中に沈めてしまいました。トレーニングを積み重ねることで計測できるようになったのですが、日によってはメジャーを当てる前から生殖溝を遠ざけることもあります。この嫌がることももしかすると性周期と関係があるのかもしれません。今後どのようなデータが集まっていくのか非常に楽しみです。 |
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