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COP10

COP10パートナーシップ事業
連携協力:生物多様性条約第10回締約国会議支援実行委員会
>>COP10 2010年

アカウミガメの太平洋回遊経路解明調査
シンガポールでのタイマイ放流調査の経過報告

平成22年のCOP10パートナーシップ事業として、当館で生まれたタイマイを、親の産地であるシンガポール近海で放流し、回遊経路の調査を行いました。これは名古屋港水族館、アンダーウォーターワールド・シンガポール(UWS)、アメリカ大気海洋気象局(NOAA)の3者による共同研究です。

8月24日、2007年産まれのタイマイ8個体、2009年産まれのタイマイ5個体、さらに、UWSで15年以上飼育されていたタイマイ5個体を加え、計18個体を、シンガポール国セントーサ島沖のビッグシスターズアイランドから放流しました。

放流イベントの参加者は、国土開発省大臣代理マリキ・オスマン博士をはじめ、UWS職員、大学・博物館関係者、NOAA関係者、名古屋港水族館職員、テレビ・新聞関係者、地元のボーイスカウト、ダイバーズクラブ、小学生を含め、総勢150名におよびました。

障害物の少ない沖合で成長するアカウミガメの子ガメと違って、タイマイはサンゴ礁を生息域とするウミガメなので、発信機がサンゴですれたり、引っかかったりして破損してしまう可能性が高く、これまでも同様の調査はなかなか成功しませんでした。そのため今回の調査は非常に冒険的なものとなりますが、それだけに、得られる成果は大きな価値を持っています。

放流の様子

ビッグシスターズアイランド
ビッグシスターズ島のビーチ(放流場所)
現地小学生。約20名が放流に参加。
現地小学生。約20名が放流に参加。
送信機
2007年産まれタイマイ。背甲には発信機。

2009年生まれタイマイ。
館長挨拶
放流セレモニーでの祖一館長の挨拶
タイマイ
放流開始
放流
海に入っていくタイマイ2007年生まれ個体
スタッフ
放流終了後、スタッフ全員で撮影。
シャツはこの日のための特製ポロシャツ。

放流されたタイマイの現在位置
最終更新日 平成22年11月5日
図1 new !  2010年10月31日現在
2010年度 放流されたタイマイの回遊経路
ふ化育成施設: 名古屋港水族館
放流からの日数:68日目
取付機器と作動サイクル: TAM-2639送信機(6時間入/24時間切)

図2 new !  2010年10月31日現在
2010年度 放流されたタイマイの回遊経路
ふ化育成施設: 名古屋港水族館
放流からの日数:68日目
取付機器と作動サイクル: TAM-2639送信機(6時間入/24時間切)

2010年10月31日現在
現在、1頭はシンガポール近海から、1頭はサラワク近海からの合計2頭から位置情報が送られてきています。

# 当ホームページ上のウミガメ移動経路図および位置情報は未発表データで、その知的財産所有権は共同研究機関であるアメリカ海洋大気庁(NOAA)に属しております。これらについての無断転用はご遠慮ください。

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