極めて高い適応性を持ち、赤道から極地の海まで世界の海に広く分布します。外洋でも沿岸でも生活し、河口域にも入ります。雄は最大1.8mにもなる高く真っ直ぐな背びれを持つのが特徴です。雌の背びれは鎌型で高さは雄の半分ぐらいしかありません。
社会性が強く3頭から50頭ぐらいの群れ(ポッド)を作り、群れは母、娘、孫を中心に母系社会を構成、生まれた子どもは母親の群れに一生とどまるとされています。さまざまな学習を経て成熟し、一つの家族特有の鳴き声(人間に例えれば「方言」)を持つといわれます。
一日に体重の4%ぐらいの餌を採るといわれ、サケ、ニシンなど約30種類の魚類、イカ類のほかアザラシ、アシカ、オタリア、ジュゴン、ウミガメ、イルカなどを捕食します。ときには、シロナガスクジラなどの大型のクジラを襲うこともあります。 |