この世界最大の二枚貝は実にユニークな栄養のとりかたをしています。
普通アサリなどの二枚貝は水中のプランクトンなどの有機物をエラで濾しとって食べていますが、オオシャコガイはそれ以外にも栄養をとる方法を獲得しています。それは体内に植物工場を持っていることです。貝殻の縁を覆っている外套膜といわれる部分の内部に微小な藻類を住まわせており、この藻類=共生藻が光を受け光合成を行って出来た養分をもらっているのです。オオシャコガイの外套膜の茶色い色はこの共生藻の色が透けて見えるものなのです。 ちなみによく聞かれる事でオオシャコガイに手足を挟まれると抜けなくなるといわれます。確かに閉じる事は閉じるのですがいっきに閉じきる事はなく刺激を受ける度に段階的に閉じるので、よほどノンビリとしていない限り挟まれて取れなくなる事はまずありません。 西部太平洋域に分布しており殻長1m以上、重さ数百kgにもなります。日本ではここ名古屋港水族館でしか見られません。 |